濁手 草花文 蓋物 十二代酒井田柿右衛門 酒井田家所蔵
濁手 牡丹文 深鉢 十二代酒井田柿右衛門 酒井田家所蔵
染錦 梅樹鳳凰文 深鉢 十二代酒井田柿右衛門
濁手 三方割地文 深鉢 十二代酒井田柿右衛門 柿右衛門窯所蔵
青磁 菊形 皿 十二代酒井田柿右衛門 酒井田家所蔵
濁手 椿文 花瓶 十三代酒井田柿右衛門
濁手 菖蒲地文 花器 十三代酒井田柿右衛門
濁手 ほおずき文 大皿 十三代酒井田柿右衛門
濁手 花鳥文 桔梗縁 皿 十三代酒井田柿右衛門
濁手 捻草花文 蓋物 十三代酒井田柿右衛門
濁手 鶏頭文 蓋物 十三代酒井田柿右衛門
濁手 桜文 花瓶 柿右衛門財団日本所蔵
濁手 山つつじ文 鉢 十四代酒井田柿右衛門 柿右衛門財団日本所蔵
濁手 柊南天文 鉢 十四代酒井田柿右衛門 柿右衛門財団日本所蔵
濁手 蓼文 額皿 十四代酒井田柿右衛門 柿右衛門財団日本所蔵
濁手 山つつじ草花地文 蓋物 十四代酒井田柿右衛門 柿右衛門財団日本所蔵
濁手松文水指 十五代酒井田柿右衛門 2014年
江戸時代が終焉を迎え、これまでの顧客であった将軍家や大名家からの注文がなくなり、柿右衛門窯は新たな道を模索し始めました。一方、世界中で学術的な日本陶磁の研究が始まり、瞬く間に進展しました。その過程で柿右衛門様式磁器の評価が高まったことと相俟って、十二代と十三代は途絶えていた濁手素地の復興に取り組み、成功します。以来、最盛期の柿右衛門様式磁器の技術や伝統を維持しつつ、時代の要求に応えるように、現代に即した新しい柿右衛門の世界が誕生しました。